西成警察署長が渾身の「なぞかけ」  区民から「座布団1枚持ってきて!」 死亡事故防ぐための工夫

AI要約

大阪府西成警察署の署長が、自転車事故による死亡者を減らすために、なぞかけを使い交通安全を呼びかけました。

警察によると、大阪府内での交通事故で死亡した77人のうち、19人が自転車関連で死亡しており、ヘルメット未着用が原因であったことが分かっています。

大阪府警は自転車乗車時のヘルメット着用などの交通安全対策を呼びかけています。

西成警察署長が渾身の「なぞかけ」  区民から「座布団1枚持ってきて!」 死亡事故防ぐための工夫

自転車の事故により亡くなる人を減らしたいと、大阪府西成警察署の署長が『なぞかけ』で西成区民に交通安全を呼びかけました。

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署長が『なぞかけ』を披露すると客席からは「座布団一枚持ってきて!」との声が響き渡りました。

今月21日からの「秋の全国交通安全運動」を前に、西成区では区民大会が開かれ、集まったおよそ200人を前に、警察が交通安全を呼びかけました。

警察によると、ことし1月から8月の間に大阪府内で交通事故で死亡したのは77人で、そのおよそ25%にあたる19人が自転車に関連した事故での死亡だったということです。

ことし4月からはヘルメット着用が努力義務となっていますが、死亡した人は誰もヘルメットを着用していなかったということです。

大阪府警は「自転車に乗るときはヘルメットをつけるなど、交通安全運動を機に意識を高めてもらいたい」と呼びかけています。