高校生が「ヘルメット着用宣言」 秋の全国交通安全運動開始式

AI要約

秋の全国交通安全運動が宮崎県で始まりました。開始式では自転車ヘルメット着用宣言が行われ、自転車事故の現状も明らかになりました。

宮崎県内での自転車事故の件数やヘルメット着用率の低さが示されました。ヘルメット着用の重要性が強調されました。

九月末まで行われる全国交通安全運動では、自転車乗車中のヘルメット着用が重点的に呼びかけられます。

高校生が「ヘルメット着用宣言」 秋の全国交通安全運動開始式

21日から、秋の全国交通安全運動が始まります。宮崎県庁で行われた開始式には、河野知事や県警の平居秀一本部長などおよそ40人が参加し、宮崎工業高校の生徒など7人が自転車ヘルメット着用宣言を行いました。

(緒方悠和さん)

「高校生にとって、平日は通学、土日は部活動と、自転車に乗る機会は少なくありません。」

(冨田さなえさん)

「大切な命を守るため、自主的にヘルメットを着用することを目標に、取り組みを続けることを宣言します。」

宮崎県内では、今年1月から8月末までに自転車が絡む事故が169件発生。また、自転車ヘルメットの着用率は8.1パーセントで、全国で5番目に低くなっています。

秋の全国交通安全運動は、21日から9月30日まで行われ、自転車乗車中のヘルメット着用などを重点的に呼びかけます。