「手話言語の国際デー」を前に…周南でもブルーライトアップはじまる 

AI要約

周南市の徳山駅前ビルでは19日夜からブルーライトアップが始まり、聴覚障害者の権利を守るための取り組みが紹介されました。

世界ろう連盟のシンボルカラーである青色でライトアップする活動が世界各地で広まり、手話言語の国際デーを祝う取り組みが行われています。

山口県内でも各地でブルーライトアップが始まっており、手話を取り入れたコミュニケーションの重要性が訴えられています。

「手話言語の国際デー」を前に…周南でもブルーライトアップはじまる 

 9月23日の「手話言語の国際デー」を前に周南市の徳山駅前ビルでは19日夜からブルーライトアップが始まりました。

 点灯式が行われ、設置された小型ツリーが青色に照らされました。

 聴覚障害がある人、いわゆる”ろう者”の権利を守る世界ろう連盟は1951年9月23日に設立。国連総会は手話言語について理解を深めてもらおうと7年前、この日を「手話言語の国際デー」と定めました。

 近年、世界ろう連盟のシンボルカラーである青色でライトアップする活動が世界各地で広まっていて今回のライトアップは周南市聴覚障害者協会が市に働きかけ実現しました。

 ライトアップは9月末まで行うことにしています。

(周南市聴覚障害者協会 塚原 辰彦会長)

「(音声言語だけの社会が一般的だと思うがそれでは我々コミュニケーションを手話でしている人にとっては生きにくい社会でありますので手話も目で見る言葉として1つの言語があるということを知っていただきたい)」

 山口県内では山口市の県政資料館など各地でブルーライトアップが始まっています。