「胸がつぶれる思い」辺野古“くい打ち”から1か月

AI要約

米軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、大浦湾側での本格的な埋め立て工事が1か月続いているが、現在荒れた状況で作業は進んでいない。

埋め立て用の土砂は積み込まれるが、市民らは工事に反対しゲート前で抗議活動を行っている。

ダンプカーが埋め立て作業を行うために次々と通過する中、反対運動が続いている。

「胸がつぶれる思い」辺野古“くい打ち”から1か月

米軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、大浦湾側での本格的な埋め立て工事が始ってから20日で1か月となりました。

▼今井憲和記者

「本格的な工事が始まって、1か月の大浦湾です。きょうは湾内にも白波がたち、現在工事が行われている様子は見られません」

防衛省が先月、軟弱地盤のある海域の埋め立て工事に本格着手してから1か月となった20日の大浦湾は、大きな白波がたつ荒れた状況で、午前11時時点で作業は行われていません。

埋め立てに使用する土砂が搬入されるゲート前では、工事に反対する市民らが抗議の声を上げました。

▼抗議する市民

「やっぱり大浦湾で目の前で工事が始まってからは、胸がつぶれる思いですね」

ゲートでは埋め立て用の土砂を積んだダンプカーが次々と通過し、埋め立てに向けた作業は着々と進んでいます。