辺野古埋め立て土砂、奄美大島での現地調査は事前告知なく…沖縄防衛局「すでに開始」、着手日など「詳細は答えられない」

AI要約

沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事に向けた土砂確保の現地調査が奄美大島で行われていることを回答。

報道各社が調査時期や場所を尋ねており、詳細は明らかにされていない。

九州防衛局は調査開始の連絡があったことを伝え、塩田康一知事は採石場や積み出し港が調査の候補となる見通しを示した。

辺野古埋め立て土砂、奄美大島での現地調査は事前告知なく…沖縄防衛局「すでに開始」、着手日など「詳細は答えられない」

 沖縄防衛局は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事に使う土砂確保に向けた鹿児島県奄美大島での現地調査について、「すでに開始されている」と回答した。着手日や終了したかどうかも含め、「詳細は答えられない」としている。

 報道各社が調査時期や場所などを尋ねていた。九州防衛局は13日、「工事受注者から、今月中旬以降準備が整い次第、調査を開始する旨の連絡が沖縄防衛局経由であった」と鹿児島県に伝えていた。

 塩田康一知事は8月、稼働中の7採石場や積み出し港が調査の候補先になるとの見通しを示していた。