【知床観光船沈没事故】桂田精一容疑者「船長判断で戻ると思った」逮捕後の調べに容疑を否認…船を沈没させ『26人を死亡させた疑い』釧路地検は桂田容疑者の拘留請求 北海道

AI要約

北海道斜里町知床沖で観光船が沈没した事故で、逮捕された運航会社の社長が容疑を否認していることが明らかになった。

運航会社社長は、荒天が予想される中で安全を確保する義務を怠り、船を沈没させることで26人を死亡させた疑いがかけられている。

捜査関係者によれば、桂田容疑者は『条件付き運航』で出航を確認し、船長が判断して引き返すと思っていたと供述しており、一方、釧路地検は拘留請求を行った。

【知床観光船沈没事故】桂田精一容疑者「船長判断で戻ると思った」逮捕後の調べに容疑を否認…船を沈没させ『26人を死亡させた疑い』釧路地検は桂田容疑者の拘留請求 北海道

 北海道斜里町知床沖で観光船が沈没した事故で、逮捕された運航会社の社長は「船長判断で戻ると思った」などと容疑を否認していることが分かりました。

 2022年4月、知床沖で観光船カズワンが沈没した事故で、業務上過失致死などの疑いで逮捕・送検された運航会社社長の桂田精一容疑者。

 事故当日、荒天が予想されるなか、運航管理者として安全を確保する義務を怠り、船を沈没させ、26人を死亡させた疑いがもたれています。

 捜査関係者によりますと、桂田容疑者は逮捕後の調べに「海が荒れたら引き返す『条件付き運航』で出航を確認した。船長判断で戻ってくると思っていた」と供述し、容疑を否認していることが分かりました。

 一方、釧路地検は先ほど裁判所に桂田容疑者の拘留請求をしました。