秋の彼岸の入り 水田沿いに色鮮やかに咲き誇るヒガンバナ 鹿児島・さつま町
鹿児島県内では暑い日が続く中、秋の彼岸の入りを迎える。
さつま町の柊野地区ではヒガンバナが見ごろを迎え、約20万本が咲き誇る。
暑さの影響で開花が遅れているが、黄金色の稲穂と真っ赤なヒガンバナが秋の訪れを感じさせる。
鹿児島県内では9月後半に入っても連日、暑い日が続いていますが、19日は秋の彼岸の入りです。
鹿児島県さつま町では、収穫前の水田沿いにヒガンバナが色鮮やかに咲き誇り、見ごろとなっています。
真っ赤に咲き誇るヒガンバナが、涼しげな秋風に揺れています。
さつま町の柊野地区です。
ここでは、住民が30年ほど前に、地域の活性化のためにヒガンバナを植え始めました。
花の株は年々増えていき、今では約20万本に。
地元の住民によりますと、2024年は例年にない暑さのせいか、開花は1週間ほど遅れていて、現在の開花は2割から3割ほどだということです。
それでも水田に実る黄金色の稲穂と、真っ赤なヒガンバナのコントラストが、秋の訪れを告げていました。
訪れた人
「ここはもうすごい。他のところと違って広範囲」
「きれいですね」
「一面赤くなるというのが、風情がある。圧倒的な感じがします」
柊野地区のヒガンバナは、9月下旬にかけ満開を迎え、22日、日曜日には地元の柏原小学校の児童によるガイドも行われるということです。