鹿児島でヒガンバナ見ごろ 例年より早咲き、クロアゲハは少なく

AI要約

鹿児島市下福元町の児玉美術館では秋の彼岸入りに合わせ、ヒガンバナが見ごろを迎えている。咲き始めは早く、色々な色の花が混在しているが、今年はクロアゲハの姿が少ない。美術館は高温の影響を心配している。

1985年に開館した児玉美術館では約6000株のヒガンバナが咲き誇っており、赤以外にも黄や白の個体もある。

同美術館では現在、「河井寛次郎と民藝の仲間たち」という展示会が開催中で、午前10時~午後4時まで開館。入館料は大人500円で、月曜日は休館(祝日の場合は火曜日)。

鹿児島でヒガンバナ見ごろ 例年より早咲き、クロアゲハは少なく

 秋の彼岸入り(19日)を前に、鹿児島市下福元町の児玉美術館でヒガンバナが見ごろを迎えている。例年より早い9月上旬から咲き始め、盛りを過ぎた部分と、これからの部分が混在。毎年、蜜を吸いに現れるクロアゲハの姿も少ないといい、美術館は「今年の高温の影響だろうか」と気をもんでいる。

 1985年の開館に合わせ、約6000株のヒガンバナが植えられた。大半が赤だが、外部から持ち込まれた黄や白の個体もある。

 同館では収蔵品を楽しめる「河井寛次郎と民藝の仲間たち」を10月31日まで開催中。午前10時~午後4時、大人500円。月曜休館(祝日なら火曜)。同館(099・262・0050)。【梅山崇】