漢方メーカー「ツムラ」や高知県などが結んでいる協定に「高知県牧野記念財団」が新たに参画

AI要約

高知県内の森林の整備や地域の交流を目指す協定に、高知県牧野記念財団が参画

大手漢方メーカーや地元組織との協力で薬用植物の栽培や環境学習を推進

越知中学校の生徒が横倉山でのフィールドワークを通じて学習を深める

漢方メーカー「ツムラ」や高知県などが結んでいる協定に「高知県牧野記念財団」が新たに参画

高知県内の森林の整備や地域の交流などをめざして、大手漢方メーカーや県などが結んでいる協定に、高知県牧野記念財団が新たに参画しました。

東京に本社を置く大手漢方メーカー「ツムラ」と越知町を中心に薬用植物の栽培を行っている「農事組合法人ヒューマンライフ土佐」、県、越知町の4者は2008年に森林の整備や地域の交流を目的に協定を結んでいて、この度、牧野植物園を管理運営する公益財団法人高知県牧野記念財団が新たに加わりました。

今回の協定締結により今まで越知町の越知中学校で行われてきた薬用植物の収穫体験に加え、牧野博士とゆかりのある横倉山でのフィールドワークなども実施し、子どもたちの環境学習の拡充を図ります。

(公益財団法人 高知県牧野記念財団 川原信夫 理事長)

「(横倉山は)牧野博士由来のふるさとと言っていい場所だと思いますので、そういったところをしっかり活用させていただいて、子どもたちに植物の楽しさ、興味深さというのを知ってもらえると大変うれしいなと思います」

越知中学校の生徒は10月8日に早速、横倉山で動植物を観察するフィールドワークを行って、図鑑の作成を行う予定です。