郷土料理「おぶっこ」を多くの人に広めたい…開発に1年半!冷凍販売開始「麺がツルツルシコシコ…」これからの季節にピッタリ!
長野市中条地区の郷土料理「おぶっこ」の冷凍販売が始まりました。信州みそをベースにした汁に、野菜と特有の平麺を組み合わせたこの料理は、道の駅中条で大人気です。
道の駅で販売されているおぶっこの味を自宅でも楽しめるよう、冷凍販売を始めた横畑輝さん。1年半の開発期間を経て、食堂の味にこだわったおぶっこを提供しています。
おぶっこの作り方も簡単で、家庭でも楽しめるようになっています。道の駅では今後もおぶっこの改良を続けていく予定です。
長野市中条地区の郷土料理を多くの人に広めたいと、開発に1年半をかけて冷凍「おぶっこ」の販売が始まりました。
信州みそをベースにした汁に、野菜とコシのある特有の平麺を混ぜ合わせた中条地区の郷土料理「おぶっこ」。
材料をぶっこむことから、「おぶっこ」と呼ばれるようになったとも言われています。
「道の駅中条」の食堂では、一日に多い時はおよそ130食注文される人気ナンバーワンのメニューです。
お客さん「うまいね」
お客さん「この味噌風味と、平面の硬さがちょうどいいね」
道の駅中条・横畑輝(よこはた・あきら)さん「中条地域の郷土料理で、具材がごろごろしているというのと、信州のユメセイキという小麦を使っているので、麺がツルツルシコシコでおいしい、他にはない食べ物」
人気のおぶっこを自宅でも簡単に楽しんでもらおうと、道の駅で7月から始めたのが冷凍販売です。
横畑さん「食堂で一番人気のおぶっこを、もっとたくさんの人に食べてもらいたいと思って、一から開発をしました」
こだわったのは食堂の味。
開発には1年半かかったといいます。
横畑さん「麺と、具と、から味噌と、それぞれ分けて梱包して、できるだけご家庭でも、おぶっこの作り方の追体験してもらえるように、楽しく作ってもらえるように開発しました」
記者「ぶっこみ体験をしていきます」
必要な材料は、水500ccとおぶっこのキットのみ。鍋に信州みそを水で溶いて、そこに、県産の小麦のユメセイキを使った平麺、野菜や肉を入れていきます。
煮込む際に、かき混ぜるのもポイントです。
そして、沸騰してから3分から5分煮込むと、おぶっこの完成です。
記者「簡単に本格的な味が楽しめる、これからの季節にぴったりです」
横畑さん「自僕たちの大好きな郷土料理なので、たくさんの人に楽しんでほしいです」
道の駅では、さらに食堂の味に近づけるため、今後も改良を続けていきたいとしています。