川辺川の流水型ダム整備の環境調査 五木村で男性が滑落し死亡【熊本】

AI要約

男性が山中で50メートル崖下に滑落し死亡。

男性は環境調査のため植物を採集中だった。

同僚が滑落に気づき消防に通報。

川辺川の流水型ダム整備の環境調査 五木村で男性が滑落し死亡【熊本】

17日昼ごろ、球磨郡五木村の山中で男性が約50メートル崖下に滑落し死亡しました。

男性は、国が進める川辺川の流水型ダム整備の環境調査のため同僚と研究用の植物を採集していたということです。

警察によりますと、正午過ぎ五木村丙の山中で会社員 梶 圭佑さんが約50メートル崖下に滑落。

一緒に、山に入っていた同僚の男性が滑落に気づき、消防に通報しました。

駆けつけた消防が、梶さんを県の防災ヘリで人吉市内の病院に搬送。

梶さんは当時、意識はありましたが搬送先の病院で容体が急変し約2時間後に死亡しました。

国交省によりますと、梶さんは国が進める川辺川の流水型ダム整備の環境調査の業務を担っていて、17日は、同僚と研究用の植物を採集していたということです。

警察は、同僚に話を聞くなどして当時の状況を調べています。