【速報】JR西 新幹線・在来線の約7割で点検終了、異常なし JR貨物データ改ざん問題受け緊急点検

AI要約

JR西日本が輪軸点検を進め、「圧入力値」および「圧入力波形」が正しいことを確認

大歯車の圧力値が上限に近い車両を特定し、一時的に運転停止

急な車両変更作業で運転休止発生、JR西日本は安全性重視の点検を続行

 JR貨物が輪軸の組み立てでデータ改ざんなど不正行為を行っていた問題を受け、全国で緊急点検が進められている中、JR西日本は18日、すべての新幹線と在来線の7割ほどについて確認が終了し、「圧入力値」および「圧入力波形」が正しい値であるとともに、データが正しく記録されていることを確認したと発表しました。

 一方で、17日、大歯車の圧力値が目安値の上限に近いものが2両(各1軸)見つかったということで、安全上問題はないものの、当該車両の輪軸を交換するため、営業列車としての利用を一時停止しました。

 このうち金沢支社管内の1両については、急遽、夜間の変更作業が必要となったことから、車両の運用を変更できず、17日に城端線での運転休止が発生したということです。

 JR西日本は今後も点検を進めるとともに、目安値に近いものが確認された場合は、安全性に問題ないかなどを判断していくとしています。