実りの秋に感謝 青森・風間浦村の小学生が稲刈りを体験
風間浦小学校の児童42人が、自分たちで植えた稲を手作業で刈り取る稲刈り体験を行った。
児童たちは初めての鎌を使いながら感謝の気持ちを持ち、効率的に作業を行った。
刈り取った餅米は学校に届けられ、餅会食や卒業生送別会などで楽しまれる予定。
青森県風間浦村の小学校で児童たちが稲刈りを体験しました。
稲刈りをしたのは、風間浦小学校の児童42人です。5月下旬に学校近くの4アールの田んぼに、餅米の「あかりもち」を自分たちで植えた児童たち。
一列で田んぼに入り、実りの秋に感謝しながら、鎌で手作業で稲を刈っていきました。
【児童】
(Q.初めての鎌は)「使うの簡単でした」
【児童】
「今年の稲は長く大きく育って、おいしいコメが出来そうです」
「(鎌は)去年よりも上手に使えて、効率良くできたので良かったです」
田んぼを管理する木下重利さんによりますと、2024年は出来が良いということで、刈り取った餅米は9月末に脱穀し学校に届けられます。
そして、11月に餅会食を開いたり、2025年2月には卒業生を送る会で紅白の餅を作り味わうということです。
稲刈り体験は、古里の自然に関わる体験を通して、協調性を養おうと行われました。