東名高速死亡ひき逃げ事件で男を逮捕 「人がいたとは分からなかった」

AI要約

厚木市の東名高速道路で16日、レッカー作業中だった男性をひき逃げし、死亡させたトラック運転手が逮捕されました。

逮捕された柴谷容疑者は容疑を一部否認しており、事件のいきさつが詳細に調査されています。

綾瀬市の会社員藤村誠治さんが病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

東名高速死亡ひき逃げ事件で男を逮捕 「人がいたとは分からなかった」

厚木市の東名高速道路で16日、レッカー作業中だった男性をひき逃げし死亡させたとして、神奈川県警はトラック運転手の男を逮捕しました。

ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、名古屋市に住むトラック運転手の柴谷広宣容疑者(45)です。

県警によりますと、柴谷容疑者は16日午前9時半頃、東名高速道路下り線の厚木インターチェンジ付近を大型トラックで走行していた際に、路肩で故障車のレッカー作業をしていた綾瀬市の会社員藤村誠治さん(69)をはねてそのまま逃走した疑いが持たれています。

藤村さんは病院に搬送されましたがその後、死亡しました。

柴谷容疑者は埼玉県内で積み荷を降ろし愛知県内の会社に戻る途中だったということです。

柴谷容疑者が運転するトラックの後方付近を走行していた人が県警に情報提供し、ナンバー照会などの捜査で柴谷容疑者の関与が浮上したということです。

調べに対して、柴谷容疑者は「レッカー車にぶつかったことは間違いないが、人がいたとは分からなかった」と、容疑を一部否認しているということです。

県警は事件のいきさつを詳しく調べています。