東名高速でレッカー作業中の男性をひき逃げ容疑 トラック運転手逮捕

AI要約

神奈川県厚木市で故障車をレッカー移動していた作業員が車にはねられ死亡した事件で、トラック運転手が逮捕された。過失運転致死とひき逃げの疑いが持たれている。

事故は東名高速道路で発生し、作業員が路肩で作業中にはねられた。容疑者は事故の際、レッカー車にぶつかったが、作業員がいたことに気づかなかったと述べている。

容疑者は逃走したが、後ろを走っていた車からの情報提供により特定された。現在容疑者は逮捕され、捜査が進行している。

東名高速でレッカー作業中の男性をひき逃げ容疑 トラック運転手逮捕

 神奈川県厚木市船子の東名高速道路で、故障車をレッカー移動していた作業員が車にはねられ、死亡した事件で、同県警は17日、トラック運転手の柴谷広宣容疑者(45)=名古屋市緑区鳴海町=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。「レッカー車にぶつかったが、そこに人がいたとは思わなかった」と話しているという。

 逮捕容疑は16日午前9時半ごろ、下り線左側の路肩で作業していた作業員の男性(69)をはねて逃げたというもの。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。柴谷容疑者は名古屋市の会社に戻る途中だったという。

 柴谷容疑者の後ろを走っていた人から情報提供があり、ナンバーを絞って捜査し、特定したという。(稲葉有紗)