「あなたのPCが感染したウイルスを削除しています」8回にわたり電子マネーの番号伝え、合計210万円騙し取られる被害 新潟

AI要約

新潟県妙高市に住む50代男性がパソコンのウイルス削除料として、およそ210万円分の電子マネーを騙し取られる被害に遭いました。

男性がパソコンで動画を見た後に表示された警告メッセージに引っかかり、外国人風男性からの指示で電子マネーを購入するという手口で被害が広がりました。

最後の振り込み前に疑念を抱き、親族に相談したことで詐欺が発覚し、警察が捜査を行っています。

「あなたのPCが感染したウイルスを削除しています」8回にわたり電子マネーの番号伝え、合計210万円騙し取られる被害 新潟

新潟県妙高市に住む50代男性がパソコンのウイルス削除料として、およそ210万円分の電子マネーを騙し取られる被害に遭いました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと14日、男性がパソコンで動画を見た後、画面に「ウイルスに感染しています」という警告メッセージと電話番号が表示されました。

表示された電話番号に電話したところ、片言の日本語を話す外国人風の男の声で「あなたのパソコンが感染したウイルスを削除しています」と言われ、電子マネーが必要だと指示されたということです。

男性は、まずコンビニエンスストアで10万円の電子マネーを購入し、コードを伝えますが、電話で間違っていると言われ、その後20万円や40万円など計8回にわたって複数のコンビニエンスストアで電子マネーを購入。

番号を伝え、合計210万円相当を騙し取られたということです。

最後の振り込みをする前に「少しおかしい。詐欺なのでは」と思い、親族に電話したところ、親族が警察に通報し、詐欺被害が発覚したということです。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。