宮中行事「新嘗祭」に献上する粟を若狭町で収穫【福井発】

AI要約

15日に若狭町で行われた抜穂式で新嘗祭に献上する粟の収穫が行われました。

今年の粟の生育や台風の被害が心配されましたが、問題なく順調に育ちました。

収穫した粟は乾燥させ、10月下旬に宮中へ献上される予定です。

収穫の恵みに感謝する宮中行事「新嘗祭」に献上する粟を収穫する抜穂式が15日、若狭町で行われました。新嘗祭は毎年11月23日に行われる宮中行事で、県内からの粟の献上は明治25年から続いています。15日の抜穂式では神事のあと今年の奉耕者・松村光洋さんらが実った穂をハサミで刈り取っていきました。今年は猛暑による粟の生育や台風10号の被害が心配されましたが、いずれも問題なく順調に生育したということです。収穫した粟は乾燥させ、10月下旬に宮中へ献上されるということです。