沖縄県警で男性育休の研修会 講師「コミュニケーション活発、仕事効率が向上」

AI要約

県警は男性職員の育児参加を促進するための育休研修会を開催した。

研修会では男性職員の育休取得の重要性や職場環境の改善について話し合われた。

男性の育休取得は職場コミュニケーションの向上や仕事効率の向上につながると強調された。

沖縄県警で男性育休の研修会 講師「コミュニケーション活発、仕事効率が向上」

 県警は5日、男性職員の育児参加への抵抗感や不安感を組織全体で払拭することなどを目的とした育休研修会を開いた=写真。県警本部や各署から年代や性別を超えた幅広い層の職員38人が参加し、部外講師の講話や育休取得経験のある職員の経験談に耳を傾けた。

 県警警務課の喜納啓信参事官警務課長は「男性の積極的な育児参加により女性職員の職場復帰が容易となり、キャリア形成につながる」などとした上で、性別を問わず各職員がワークライフバランスを充実させる必要性を強調した。

 研修会では明治安田ライフプランセンターの高山秀明氏が講話を行った。高山氏は、男性の育休取得を通して同僚が各自の事情を理解する機会が生まれ、「コミュニケーションが活発になり仕事の効率が向上する」と職場にとってのメリットも示した。