「子どもの力を活かせる町内会に」小学校で総合防災訓練 避難所設営の方法学ぶ 仙台・泉区
大地震に備えた防災訓練が仙台市内の小学校で行われました。
訓練には約800人が参加し、炊き出しや避難所設営の方法が学ばれました。
地域の連携や助け合いの重要性が再認識される取り組みとなりました。
大地震の発生を想定し、避難所設営の方法などを学ぶ防災訓練が9月14日、仙台市内の小学校で行われました。
仙台市泉区の南光台東小学校で行われた訓練には、地域の小中学生と住民らあわせておよそ800人が参加しました。
訓練は県内で最大震度7の地震が発生し、市内でも家屋が倒壊し人的被害が出たという想定で行われました。
炊き出しの訓練では、お湯を入れて作るわかめご飯をパックに詰め、参加者全員分を用意しました。
体育館では中学生と地域住民が協力して仮設トイレや段ボールベッドなどを作り、避難所設営の方法を学びました。
南光台東部連合町内会・熊谷早希子町内会長「地域のコミュニケーションが1番大事。子どもの力を活かせる連合町内会にしたい」
この訓練は毎年市内の各区で実施していて、市はこの取り組みを通じて互いに助け合うことの大切さを再認識してほしいとしています。