職場の倉庫から防弾チョッキやガンホルスター盗みネットで売却、97万円得る 海自隊員を懲戒免職

AI要約

横須賀警備隊所属の男性海士長が部隊の装備品を盗み、懲戒免職処分になった。

海士長は私物工具や防弾チョッキ、防弾板などを盗んでインターネットオークションで売却し、約97万円を得た。一部の装備品は回収できていない。

海士長は窃盗の疑いで逮捕され、金がなくなって装備品を取ったと容疑を認めている。

職場の倉庫から防弾チョッキやガンホルスター盗みネットで売却、97万円得る 海自隊員を懲戒免職

 所属部隊の装備品を盗んだとして、海上自衛隊は13日、横須賀警備隊所属の20代の男性海士長を懲戒免職処分にしたと発表した。

 横須賀地方総監部によると、海士長は2022年2月21日正午頃~午後4時半頃、同警備隊陸警隊の待機室から同僚隊員の私物工具(2380円相当)を盗んだ。また21年7月末頃~22年3月下旬頃、3回に渡って職場の倉庫で保管されていた防弾チョッキ3着や防弾板6枚、ガンホルスター1点など計12点を盗み、インターネットオークションで売却し、約97万6700円を不法に得た。

 海士長は24年4月24日に窃盗の疑いで警務隊に逮捕された。調べに対し、「生活するための金がなくなって装備品を取った」と容疑を認めている。売却された装備品のうち防弾チョッキ1着(約30万円相当)が回収できていないという。