「さらに魅力ある熊本に」のべ宿泊者数は去年“過去最多”の840万人に 観光消費額のさらなる増額目指す

AI要約

熊本県が観光地としてさらに魅力的にするための計画を進める審議会が開かれた。

宿泊者数は過去最多だが、豪雨被害地域には観光客が戻っていない報告があった。

計画の素案では、2027年までに県内での観光消費額を500億円以上増やす目標が示された。

「さらに魅力ある熊本に」のべ宿泊者数は去年“過去最多”の840万人に 観光消費額のさらなる増額目指す

熊本県は熊本が観光地としてさらに魅力ある場所にするための計画を進めていて、きょう12日、今年度最初の審議会が開かれました。

審議会には、計画を策定するため大学や交通機関などから委員が出席しました。

審議会では、県内ののべ宿泊者数が去年 約840万人と過去最多となった一方で、2020年7月の豪雨で大きな被害を受けた人吉・球磨地域には観光客が充分に戻ってきていないことが報告されました。

計画の素案では、観光客が県内で使う消費額の合計を、2027年にはコロナ禍前よりも500億円以上多い3750億円にするという目標が示されました。県は今年12月の計画策定を目指しています。