豪華客船の空間楽しむ 「ベリッシマ」函館で初の見学会
AI要約
函館市の港町埠頭に入港したMSCクルーズのクルーズ客船「MSCベリッシマ」で船内見学会が開催され、参加者は豪華客船の空間や施設、景色を楽しんだ。
市港湾空港部港湾空港振興課による計画で、函館港での同船見学会は初めて。参加者による写真撮影や施設・プログラムの紹介が行われた。
参加者は船内の豪華さに驚き、特に階段やデッキからの景色に感動を覚えていた。船旅を楽しみたいという声も聞かれた。
函館市の港町埠頭（ふとう）に11日、MSCクルーズ（イタリア）のクルーズ客船「MSCベリッシマ」（17万1598トン）が入港し、午後から一般を対象とした船内見学会が行われた。22人が参加し、豪華客船ならではの空間や施設、景色を堪能した。
市港湾空港部港湾空港振興課が企画。同課によると函館港で同船の見学会は初めて。20日と計2回行い、計256人から応募（1組最大3人まで）があり、約50人が選ばれた。
同船スタッフが案内し、参加者は3層吹き抜けのアトリウムにあるスワロフスキー・クリスタルが敷詰められた階段や、天井がLEDスクリーンでさまざまな色彩に変わるショッピングモールで盛んに写真を撮影。レストランやバー、シアターでのメニューやプログラムに聞き入った。
屋上階（19階）デッキでは約60メートルの高さから函館市や函館港を眺め、日常と違う景色を楽しんでいた。北斗市の会社員、坂下洋孝さん（57）は「客船が入港すると写真を撮っていて、船内を見てみたいと思い応募した。階段の豪華さなど、船の中とは思えなかった。一度クルーズを楽しみたい」と話していた。
