伊予鉄タクシーがEV車両10台導入【愛媛】
伊予鉄タクシーが松山市で電気自動車の導入を始め、環境に優しい取り組みを進めている。
導入されたEVタクシーは年間約100トンのCO2削減効果が見込まれ、国と県から補助金を受けて導入された。
伊予鉄タクシーでは2027年までに50台のEVタクシーを導入する予定である。
松山市に本社を置く伊予鉄タクシーが環境問題への取り組みとして、電気自動車の車両を導入し、11日から運行を始めました。
EVタクシーは温室効果ガスの排出を削減し環境に優しいまちづくりを進めようと、伊予鉄タクシーでは初めて導入されました。
今回10台が導入され、従来の車両に比べて年間あわせておよそ100トンのCO2を削減できる見込みです。
費用は1台およそ400万円で、4分の1ずつを国と県からの補助金で賄ったということです。
11時間の充電でおよそ400キロを走ることができ、夜間に充電し、翌日の日中の運行に充てることにしています。
清水一郎社長は「環境投資を伊予鉄グループとしては進めたい。国・県の支援でEVタクシー導入が実現した。地域との連携は災害時の安心につながると思うので、その役割も果たしていきたい」などと話していました。
EVタクシーは11日から松山市内全域で運行していて、伊予鉄タクシーでは2027年度までに50台の導入を目指しています。