古文書解読を体験 富山・高岡市立博物館で講座

AI要約

高岡市立博物館で開催された「初めての古文書教室」に約40人が参加し、古文書の解読に取り組んだ。

講師による説明や1883年の教科書「小学作法書」の読み進めなどを通じて、受講者は古文書の解読方法を学んだ。

講座修了後には、希望者が「高岡古文書ボランティア」として古文書の調査・整理に参加することができる。

古文書解読を体験 富山・高岡市立博物館で講座

 高岡市立博物館の講座「初めての古文書教室」が同館で開講し、市内外の約40人が古文書の解読に取り組んだ。

 同館の仁ヶ竹亮介主幹が講師を務め、くずし字の読み方や法則について説明した。受講者は変体仮名表と照らし合わせながら、1883年の教科書「小学作法書」を読み進めた。

 講座は郷土の歴史を再発見してもらおうと、毎年実施。今回は11月までに計6回開く。修了後、希望者は「高岡古文書ボランティア」として古文書の調査・整理に参加できる。