米軍嘉手納基地で津波避難訓練 北谷町民約100人が参加

AI要約

北谷町の住民が嘉手納基地を通って高台に避難する訓練が行われました。

嘉手納基地と北谷町との協定に基づき、海沿いに位置する住民が参加しました。

災害時に備えて地元住民の安全を確保するための連携が強化されています。

米軍嘉手納基地で津波避難訓練 北谷町民約100人が参加

津波などの災害が発生したことを想定し、北谷町の住民が嘉手納基地を通って高台に避難する訓練が行われました。

北谷町は津波警報などが発表された際に嘉手納基地のゲートを解放し基地内を避難経路とする協定を第18航空団と結んでいます。

7日実施された避難訓練には海沿いに位置する砂辺区と宮城区の住民およそ100人が参加しました。

災害時には国道58号線沿いの第1ゲートから嘉手納基地に入り、およそ4キロを歩いて沖縄市山内の第5ゲートから出る経路が想定されていて、参加した人たちは実際に歩いてルートを確認しました。

渡久地政志北谷町長「避難訓練の際に、(嘉手納基地の)責任者と一緒に避難訓練をしますので、日頃の関係性と改善するべきとことはしっかり改善していく」

第18航空団任務支援群マタ・ロビンソン司令官「嘉手納基地は自治体と連携しながら、あらゆる災害時において、地元住民の安全を確保するための体制を常に整えています」

今年4月に津波警報が発表された際にはおよそ250人の住民が嘉手納基地を通って避難していて、北谷町は今後も連携して災害に備えていきたいとしています。