吃音(きつおん)に悩む若者が接客 「注文に時間がかかるカフェ」

AI要約

吃音を持つ若者がカフェで接客に挑戦し、自信を深める取り組みが全国28カ所で展開されている。福岡工業大学付属城東高校の生徒が文化祭で吃音のカフェを開き、好評を得た。

吃音の人口は約120万人であり、理解が不足している現状がある。客からはスタッフの対応が柔らかく、吃音の接し方を学べて良いとの声が寄せられた。

注文に時間がかかるカフェの発起人は、当事者と触れ合うことで吃音に理解を深めてもらいたいとコメントしている。

吃音(きつおん)に悩む若者が接客 「注文に時間がかかるカフェ」

言葉が滑らかに出ない吃音(きつおん)の若者がカフェで接客に挑戦しました。

一日限定で開かれた「注文に時間がかかるカフェ」。発話障害のひとつである「吃音」の若者が接客にチャレンジすることで自信を深めてもらおうとこれまで全国28カ所で開催されています。

今回、福岡工業大学付属城東高校の吃音の生徒が中心となり文化祭でこのカフェを開きました。吃音の人は全国に約120万人いると言われていますが認知や理解が広がっていないのが現状です。

「スタッフの表情が柔らかで居心地がいいなと思った。吃音の人との接し方を教わったのでよかった」

注文に時間がかかるカフェ発起人 奥村安莉沙さん 

「(当事者と)触れ合っていただくことで、吃音について理解していただけるとありがたいと思う」