福島第一原発2号機で燃料デブリの取り出しに向けた準備作業を再開
東京電力は福島第一原発2号機で中断している燃料デブリの取り出し作業を再開し、9月7日から準備作業を始めた。
作業の体制や手順の再確認を終え、取り出し作業は早ければ9月9日の週に再開予定。
当初の取り出し作業は8月22日から予定されていたが、パイプ接続の誤りにより中断されていた。
東京電力は福島第一原発の2号機で中断している燃料デブリの取り出しについて、9月7日に準備作業を再開しました。
東京電力は、福島第一原発2号機で中断している燃料デブリの試験的な取り出しについて、作業の体制や手順の再確認が終わり9月7日から準備作業を再開したと発表しました。
取り出し作業については、早ければ9月9日の週にも再開できるとしています。
東京電力は当初8月22日から原発事故後初めての燃料デブリの取り出しを行う予定でしたが、装置に接続するパイプの順番に誤りがあり、作業を中断していました。
9月7日はそのパイプの接続に誤りが生じないよう識別用のカラーテープを取り付けるなどの作業を行ったということです。