「協力企業任せにせず、安全管理体制の構築を」県が東京電力に申し入れ デブリ作業ミス報告受け 福島

AI要約

福島県は、福島第一原発で中断されている燃料デブリの取り出しについて東京電力に安全管理体制の構築を申し入れました。

作業員のミスにより2号機での取り出し作業が中断された経緯や再開の見通しについて、東京電力が説明しました。

福島県は今後も作業の安全性を確認するため現地確認などを継続して行うとしています。

「協力企業任せにせず、安全管理体制の構築を」県が東京電力に申し入れ デブリ作業ミス報告受け 福島

福島第一原発で中断されている溶け落ちた核燃料=燃料デブリの取り出しをめぐり、一連の経緯について報告を受けた福島県は、協力企業任せにせず、安全管理体制を構築するよう東京電力に申し入れました。

福島第一原発2号機で8月、予定されていた燃料デブリの取り出しは、作業員のミスにより中断されています。9月5日、東京電力は、一連の経緯や再発防止策などについて説明し、早ければ来週中にも作業を再開させる見通しです。

こうした内容について、5日、東電は県に対しても、報告しました。報告は非公開で行われ、県は「協力企業任せにせず、安全管理体制を構築するよう」申し入れました。県は今後も現地確認などを通じ、作業が安全に進められているか、確認するということです。