政令指定都市が3つある都道府県はどこなのか 正解したのは全体の5割だった
20の政令指定都市がある日本において、神奈川県、大阪府、福岡県、埼玉県のうち3つの政令指定都市を有するのは神奈川県であることが、アンケート調査から判明。
神奈川県には横浜市、川崎市、相模原市の3市が政令指定都市として存在し、約900万人が生活している。
神奈川県の2021年度の名目県内総生産は35兆2878億円であり、1人当たりの県民所得は319万9000円となっている。
日本には20の政令指定都市があります。それでは、3つの指定都市がある都道府県はどこかご存知でしょうか。
今回アンケートを取ったところ、全体の5割が知っているという事実が判明しました。
記事後半では、政令指定都市が3つある都道府県の経済面について紹介します。
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LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「神奈川県」「大阪府」「福岡県」「埼玉県」の4択のうち、「政令指定都市が3つある都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の50%が神奈川県と回答。
次に多かったのが大阪府の31%。そして10%の福岡県、9%の埼玉県という順番になりました。
4つの府県の人口は神奈川県が約922万人、大阪府は約877万人、埼玉県は約733万人、福岡県は約509万人となっております。
※各府県の人口は2024年8月1日時点のもの
総務省のホームページによると、政令指定都市は全部で20市。神奈川県は人口約377万人の横浜市、約155万人の川崎市、約72万人の相模原市の3市が政令指定都市となっているので、3つの政令指定都市があるのは神奈川県ということになります。
大阪府は人口約279万人の大阪市、80万人の堺市。福岡県は人口約165万人の福岡市、約90万人の北九州市、埼玉県は人口約134万人のさいたま市が政令指定都市となっています。
ちなみにですが、政令指定都市とは地方自治法で「政令で指定する人口50万以上の市」と指定されている都市のことです。
ここからは政令指定都市が3つある神奈川県について説明します。
神奈川県は首都圏の一角に位置し、北は東京都、西は山梨、静岡の両県に隣接。西部は山地で、中央は平野と大地、東部は丘陵と沿岸部に分けられており、約900万人が生活をしているのです。
2021年度の名目県内総生産は35兆2878億円で、チリやフィンランドのGDPに匹敵。1人当たりの県民所得は319万9000円でした。
●調査概要
・調査日:2024年8月30日
・調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
・クロス・マーケティング QiQUMO
・総務省「指定都市一覧」
・神奈川県「神奈川県の人口と世帯」
・大阪府「大阪府の毎月推計人口」
・福岡県「福岡県の人口と世帯(推計)」
・埼玉県「埼玉県推計人口」
・神奈川県「神奈川県の概要」
・神奈川県「令和3 <2021> 年度神奈川県県民経済計算の概要」