神道文化を研究する歌手・相川七瀬さん 被災した神社に義援金 石川・珠洲市

AI要約

歌手の相川七瀬さんが石川県珠洲市の神社を訪れ、義援金を手渡しました。

相川さんは毎年参拝しており、震災復興のために神社に資金援助を行いました。

今回が5回目の寄付で、被害を受けた神社の復旧に役立てられます。

神道文化を研究する歌手・相川七瀬さん 被災した神社に義援金 石川・珠洲市

歌手の相川七瀬さんが6日、地震の被害を受けた石川県珠洲市の神社を訪れ、義援金を手渡しました。

珠洲市三崎町寺家の須須神社を訪れた歌手の相川七瀬さん。

2017年、この場所にクロマツを植樹したことをきっかけに毎年参拝していて、地震後の今年4月には復興を願うコンサートを開きました。

相川さんが須須神社と同じ神様を祭る茨城県と千葉県の神社に声をかけ、あわせて297万円余りの義援金を神社に手渡しました。

■相川七瀬さん「私たちに託されているミッション」

相川七瀬さん

「だんだん報道も減ってきていますし、発信していくということがメディアにいることで私たちに託されているミッションなのかな」

須須神社 猿女豊信 禰宜

「優先順位をつけて地元の氏子と相談しながら皆さんの安全な祈りの場を整えて長期的に考えて、直していきたい」

相川さんによる義援金の寄付は、2023年5月の地震以降、今回で5回目で、神社側は地震で被害を受けた境内の復旧にあてるとしています。

【相川七瀬】

歌手。1995年「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。「恋心」、「Sweet Emotion」など多数のヒット曲を持つ。神事などに強い関心があり、2020年、45歳で國學院大學神道文化学部に入学し、卒業。2024年からは大学院に進学。長崎県対馬市では古代米の「赤米」の保存継承活動にも取り組んでいる。