生徒に学びの場提供、挑戦の大切さ伝える 「とやまのめ」、高岡向陵高と連携

AI要約

荒井学園と一般社団法人とやまのめ、及び事業会社シテンが包括連携協定を結び、生徒に学びの場を提供するプロジェクトを開始した。

2024年度の講座では、失敗から学ぶ若者が自身の経験を共有し、挑戦の重要性を伝える。

将来の視野を広げるために、24年度は生徒が講座に参加し、25年度には生徒と企業が社会課題に取り組む計画。

生徒に学びの場提供、挑戦の大切さ伝える 「とやまのめ」、高岡向陵高と連携

 高岡向陵高校を運営する荒井学園と一般社団法人とやまのめ、同法人の事業会社シテンは2日、包括連携協定を結び、生徒に学びの場を提供する「シテンラボプロジェクト」を始めた。2024年度の講座「失敗から学ぶしくじり先生」では、農業や芸術、SNS(交流サイト)などで活躍する若者が自身の目標や挫折の経験を語り、挑戦することの大切さを伝える。

 プロジェクトは、生徒たちに将来の視野を広げてもらおうと、同学園が同法人に依頼した。24年度は未来デザインコースの1年生約180人が参加。13日から12月まで計8回講座を開き、大学生から30代までのとやまのめのメンバーが講師を務める。

 25年度は、生徒と企業が社会課題の解決に取り組む「シテンラボ」を行う予定。

 この日は、高岡市石瀬の同校で、同学園の荒井公浩理事長と同法人の中谷幸葉代表理事が協定書に調印した。とやまのめのメンバーが生徒に自己紹介し、講座のテーマを説明した。