猊鼻渓で史上最年少となる20歳でデビューした船頭が活躍中 岩手・一関市
20歳の最年少船頭が一関市東山町の観光名所、猊鼻渓でデビューし活躍中。
猊鼻渓の舟下りは日本百景のひとつで美しい渓谷の景色を楽しめる。
上野快夢さんは安全第一を意識し、長く船頭として活躍することを目標に掲げる。
舟下りで知られる一関市東山町の観光名所、猊鼻渓で、史上最年少となる20歳で先月デビューした船頭が活躍しています。
4か月間の研修を経て、8月史上最年少で猊鼻渓舟下りの船頭としてデビューしたのが、静岡県出身の上野快夢さん20歳です。
5日も正午の定期便で、いすが設けられた新しい船の船頭を担当しました。
日本百景のひとつにも数えられる猊鼻渓の舟下りは、砂鉄川沿いに続くおよそ2キロの渓谷の美しい景色を船に乗って楽しむことができます。
船頭は長さおよそ7メートル、重さ7キロの棒を操って舟を進めながら見どころを解説していきます。
一関市内に住む親戚の誘いで船頭になったという上野さん。
今後の目標について次のように話します。
(上野快夢さん)
「安全第一で運行するところが目標の一つですし、それを意識してこれからも何年もかけてやっていこうと思います」
上野さんに更新される前の最年少記録となる21歳でデビューした船頭は、53歳の現在も現役だといいます。
上野さんにも長く地域の観光の担い手として活躍することが期待されます。