親族の住宅に火をつけた疑い 鑑定留置の男を放火の罪で起訴 検察「刑事責任能力を問えると判断」大分
大分県宇佐市の住宅で火災があり、逮捕されていた男が放火の罪で起訴された。
被告は家族の男性の家を訪れて火をつけたとされている。
被告の責任能力に関して鑑定が行われ、問題がないと判断され起訴された。
大分県宇佐市の住宅に火をつけたとして、今年6月に逮捕されていた男が現住建造物等放火の罪で5日付で起訴されました。
現住建造物等放火の罪で起訴されたのは宇佐市の無職、田口俊輔被告(42)です。
起訴状によりますと、田口被告は今年5月29日、宇佐市内の住宅内で2階に置かれていたゴミ袋や布団に火をつけて、住宅の一部を燃やした罪に問われています。
警察によりますと、田口被告は被害者の男性の親族で、出火当時、家を訪れていたということです。
大分地検は田口被告に刑事責任能力があるかを調べるために6月21日から鑑定留置を行っていましたが、責任能力に問題がないと判断して5日付で被告を起訴しました。