心配な愛車の盗難。スマホとクルマを連携させて最新の盗難手法から愛車を守ろう

AI要約

SMART BLOCKER2は、車両盗難対策に効果的な通信型カーセキュリティで、スマートキーシステムを悪用した手口に対応している。

セキュリティ部品とスマホアプリを組み合わせ、エンジンの始動可否を制御できるようになっている。

専用アプリはアップデートで新機能が追加され、GPS機能や通知機能など、セキュリティをさらに強化することが可能。

心配な愛車の盗難。スマホとクルマを連携させて最新の盗難手法から愛車を守ろう

巧妙化の一途をたどる車両の盗難。目には目を、デジタル犯罪にはデジタル技術を駆使したセキュリティで対抗を! ということで、オートバックスから登場の通信型カーセキュリティ「SMART BLOCKER(スマートブロッカー)2」(本体6万2300円、アプリ利用料 月額1480円~1980円)をご紹介。

これは2023年に同社が自社専売品として開発した「SMART BLOCKER」の進化版。いっそう利便性を向上させた後継モデルの実力をご紹介。

多発しているスマートキーシステムを悪用した車両盗難。代表的なものには、スマートキーが発する微弱な電波を複数の機器で中継してロックを解く“リレーアタック”、クルマの内部ネットワークをハッキングしてロック解除やエンジン始動を行う“CANインベーダー”などがありますが、さらに2021年ごろから増えているというのが、通称“ゲームボーイ”と呼ばれる手口。

これはクルマのコンピュータから直接キー情報を引き出して純正キー同様のコードを作成、つまり純正キーを車体そのものからコピー(!)してしまうという恐ろしいもの。

純正キーを作られてしまってはクルマ本体側ではなす術なしですが、そこから簡単にエンジン始動をさせないために開発されたのがこの「SMART BLOCKER2」。ざっくり説明すると、専用セキュリティ部品とスマホアプリを使ってエンジン始動の可否を制御できるセキュリティサービスになります。

オートバックス店舗でセキュリティ部品の取り付けを依頼、待ち時間にスマホにアプリをダウンロードし、手順に従って専用Webサイトを介して登録したら準備完了。手持ちのスマホを使ってエンジン始動可否を制御することができるようになります。

駐車したクルマから離れるときはアプリでセキュリティをONにしておけばエンジンがかかることはなく、ドアロック解除などの異常を検知したら、手持ちのスマホに即通知。

さらに万が一の盗難時にはセキュリティ部品に備えたGPS機能によって現在地を確認することも可能です。

専用アプリは今後のアップデートで新機能の追加もできて、巧妙化する犯罪に随時対応できるというから頼もしい。「SMART BLOCKER2」では、従来モデルからセキュリティ オン/オフ切り替え時のレスポンスを大幅に向上し、実用シーンにおける利便性を大きく向上させています。

クルマへの取り付けにあたっては本体代金とは別に、車種に応じたハーネス(1万1000円~)および別途取付工賃(1万6500円)が必要。

またサービス利用には月額使用料が必要で、こちらは基本機能を備えた「ライトプランR」(月額1480円)、あらかじめ設定したエリアを出ると自動的に通知を送る“オートジオフェンス”機能と最大3名までの共用に対応する“メンバー追加機能”をプラスした「スタンダードプランR」(同1980円)の2つのプランが用意されており、ライフスタイルやニーズに応じて選べるようになっています。