【出来秋】もち米初検査 岩手県紫波町 コメ品薄の中 JA「不安を解消させたい」
岩手県紫波町で収穫されたもち米の初検査が行われました。
今年のもち米の生育は順調で品質・収量ともに期待できるとされています。
紫波町ではうるち米の収穫も始まり、JAは消費者に良質な米を早く届けたいと話しています。
もち米の生産量県内一を誇る岩手県紫波町で3日、ことし収穫された「もち米」の初検査が行われました。
JAいわて中央の管内では、8月22日からもち米の収穫が始まっています。
3日は紫波町内で収穫されたもち米「ヒメノモチ」およそ50トンの初検査が行われ、検査員がコメの粒の大きさや形、水分などを確認しました。
去年は猛暑の影響で、コメが割れる障害などが発生しましたが、ことしの生育は順調で品質・収量ともに期待できるということです。
全国のスーパーなどでコメが品薄になっていますが、紫波町では来週ごろから「銀河のしずく」など、うるち米の収穫も始まる予定で、JAは「いいものを早く消費者に届け、不安を解消させたい」と話しています。