「市民の夕刊」が朝刊紙に いわき民報社、10月1日から移行

AI要約

いわき市で夕刊を発行してきたいわき民報社が10月1日から朝刊に移行する。これは市内の印刷工場と輪転機の賃貸契約が解除され、市外の印刷工場に外部委託することになったためだ。輸送手段の制約から朝刊に切り替えることになった。

同社はタブロイド判の夕刊紙で、従業員は約15人いる。鈴木淳社長は朝刊に移行しても市民に身近な記事を届けていく姿勢を強調している。

朝刊になってもいわき民報社は市民の情報源としての存在意義を大切にし、新聞を制作していくことを表明している。

「市民の夕刊」が朝刊紙に いわき民報社、10月1日から移行

 いわき市で夕刊を発行するいわき民報社は10月1日から朝刊に移行する。「市民の夕刊」として1946年から一貫して夕刊を発行してきたが、市内にある印刷工場と輪転機の賃貸契約が解除されたのに伴い、市外の印刷工場に外部委託する。印刷工場からの輸送手段が限られることから、朝刊に切り替える。

 同紙の2日付夕刊1面に朝刊移行についての記事が掲載された。同社はタブロイド判の夕刊紙で、従業員は約15人。鈴木淳社長は「これからも市民の目となり耳となり新聞を作っていく。身近な記事を届けるというスタンスは朝刊になっても変わらない」と話した。