台風10号の影響 1日午前中にかけて線状降水帯発生のおそれ 土砂災害や低い土地の浸水などに警戒 山梨

AI要約

山梨県内は大気の状態が不安定で、31日夜から1日の午前中に線状降水帯が発生する恐れがある。

気象台は土砂災害や浸水などに警戒を呼びかけており、大雨災害の危険度が高まっている。

雨の影響でJR身延線の運行が影響を受け、気象台は土砂災害や浸水に厳重に警戒を呼びかけている。

台風10号の影響 1日午前中にかけて線状降水帯発生のおそれ 土砂災害や低い土地の浸水などに警戒 山梨

台風10号の影響で、山梨県内は大気の状態が非常に不安定となっていて、31日夜から1日の午前中にかけて、線状降水帯が発生するおそれがあります。

気象台は、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。

甲府地方気象台によりますと、30日の降り始めから31日午後5時までの降水量は、山中湖で338.5ミリ、南部で294.0ミリ、甲府で99.5ミリなどとなっています。

県内は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、1日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

1日の昼前にかけて、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るところがある見込みです。

1日午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多いところで峡南・富士五湖で300ミリ、東部で250ミリ、中北と峡東で200ミリとなっていて、線状降水帯が発生した場合、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

雨の影響で、JR身延線は1日、特急「ふじかわ」を上下線で終日運休とし、普通列車も鰍沢口と富士の間の上下線で終日運休、甲府から鰍沢口の間は、始発から本数を減らして運行するということです。

気象台は、1日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒、1日夜遅くにかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意を呼びかけています。