台風10号 山陰から遠ざかるも注意が必要(31日午前11時)

AI要約

台風10号は和歌山県付近を東南東に進んでいる。

山陰地方に最接近した台風10号からの大雨による土砂災害に注意が必要。

松江市の松江城が安全点検のため休館。倒木などの被害はない。

台風10号 山陰から遠ざかるも注意が必要(31日午前11時)

台風10号は、中国地方から遠ざかりながら和歌山県付近をゆっくりと東南東に進んでいます。

30日から31日にかけて山陰地方に最接近した台風10号。

降り始め(28日13時)から31日午前5時までの総降水量は、鳥取県大山町大山で146.5ミリ、島根県吉賀町七日市で136.5ミリとなっていて、大雨による土砂災害に注意が必要です。

松江市の松江城では安全点検のため、天守や興雲閣などが31日、休館となっています。

松江城によりますと、今のところ、倒木などの目立った被害はないということです。

気象台では、台風10号の影響で大気が不安定になっていて、引き続き土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。