県産酒 違い分かる? 全国きき酒選手権 熊本市で県予選

AI要約

熊本県で行われた全国きき酒選手権の予選会に39人が参加し、7種類の県産酒を飲み比べた。

出場者は味覚と嗅覚を使いながら酒を評価し、最終的に1位は全問正解した原大貴さんに決まった。

全国大会は11月9日に東京で開催される。

県産酒 違い分かる? 全国きき酒選手権 熊本市で県予選

 日本一の日本酒通を決める全国きき酒選手権の熊本県予選会が24日、熊本市中央区のホテルであり、39人が味覚と嗅覚を研ぎ澄ませて製造法が異なる7種類の県産酒を飲み比べた。熊本酒造組合主催で43回目。

 大吟醸、純米吟醸、純米、本醸造、生酒、低アルコール、普通酒が注がれた七つのカップを出場者が飲み比べて、好みで順位付け。並び替えられた酒を再び飲み比べ、好みの順が最初と一致するかを競う仕組み。出場者は目を閉じて香りを確かめ、口に含んで味わいながら、それぞれの違いを考え込んでいた。

 1位は全問正解した合志市の原大貴さん(31)。2位は野崎哲哉さん(58)=福岡市、3位は永田公作さん(56)=上天草市=だった。昨年は県予選2位だった原さんは「昨年より難しかった。前回は一つ間違えて悔しかったので、全問正解の優勝はうれしい」と話していた。

 全国大会は11月9日、東京である。(諌山美羽)