佐野市の第一酒造「開華・純米酒」 ぬる燗の全国コンテストで最高金賞を受賞
佐野市の酒蔵が手掛けた日本酒が、全国燗酒コンテストで最高金賞を受賞しました。日本酒の品質が高く評価されました。
受賞した純米酒は、さっぱりと柔らかな味わいが特長で、飲みやすく温めて楽しむことがおすすめです。
第一酒造は過去にも賞を受賞しており、コロナや自然災害の影響で売上が低迷しているが、受賞を活かして回復を目指している。
佐野市の酒蔵が手掛けた日本酒が、温めておいしい酒を選ぶコンテスト、全国燗酒コンテストで最高賞にあたる最高金賞を受賞しました。
佐野市の第一酒造がつくった「開華・純米酒」は、全国燗酒コンテストの「お値打ちぬる燗部門」で、全国から出品された237点の中から12点の最高金賞の一つとして選ばれました。最高金賞を受賞するのは3回目で 純米酒では8年ぶりになります。
受賞した純米酒は、酒蔵がある佐野市田島町産のコメ「とちぎの星」を主な原料に、さっぱりとしながらも柔らかなうま味が特長です。
第一酒造によりますと、アルコールは14度と低めなので飲みやすく、温度を45℃くらいに上げてからゆっくりと下げて楽しむのがおすすめだということです。
第一酒造では、受賞した純米酒と精米歩合が同じ日本酒が去年、関東信越国税局の酒類鑑評会で最優秀賞になっています。
5年前の東日本台風で酒蔵が被害を受け、それに続くコロナの影響で
以前の売上に戻っていないということですが、受賞を追い風にしていきたいとしています。
「開華・純米酒」は、3種類のサイズで販売され、第一酒造を取り扱う店舗や公式オンラインショップなどで購入することができます。