気象予報士の松下さんに聞く台風10号の週明けの影響(福島)

AI要約

気象予報士によると、台風10号は日本に上陸した後も勢力を落とさず、ゆっくりと東に進んでいる。

台風の進路には上空の高気圧や偏西風の流れに影響を受け、速度が比較的遅い状態が続いている。

南寄りの湿った空気の影響で週末から週明けにかけて雷を伴う状況が続くため、高波などにも注意が必要。

気象予報士の松下さんに聞く台風10号の週明けの影響(福島)

シェア!の気象予報士松下誠寿さんは「台風10号は29日に日本に上陸したのち、ゆっくりと勢力を落としながら東に進んでいます。そのため週末から週明けにかけて影響が長く続くとみられます」と話し、

「東西にある上空の高気圧やはるか北を流れる偏西風の流れに乗れないことで比較的遅い速度で東に進んでいます。台風に吹き込む南寄りの湿った空気の影響で、県内は週末から週明けにかけて雷を伴いやすい状況が続いています。また、近づくにつれて南寄りの風も強まってくるため、高波などにも注意が必要です」と注意点を解説していました。