【速報】「自分なりの言葉で話す」“パワハラ疑惑”斎藤知事が出頭 知事本人への証人尋問始まる

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑に対する百条委員会の証人尋問が始まった。

アンケート調査では、約4割の職員が知事のパワハラを目撃または聞いたと回答。

斎藤知事は過去の行動を反省し、百条委員会での対応に注目が集まっている。

 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑を調べる百条委員会について、知事本人への証人尋問が30日午後3時から始まりました。

 百条委員会による県職員を対象にしたアンケート調査では、職員約9700人のうち約7割にあたる6711人から回答があり、約4500人分の回答を集約した中間報告では、約4割の職員が知事のパワハラを「見た」「聞いた」などと回答したことが明らかになっています。

 中間報告には、斎藤知事がエレベーターにすぐ乗れなかった際、「お前はボタンも押せないのか」と大声で叱責したという回答のほか、「気に入らないことがあると机をたたいて激怒する」「到着が遅れそうになると公用車の座席を後ろから蹴る」などの具体的なエピソードが記載されていました。また、斎藤知事は職員の間で「瞬間湯沸かし器」「暴君」などと呼ばれていたということです。

 斎藤知事はこれまで、「県政をよりよくするために必要な指導や要望を伝えてきたが、県職員に不快な思いを抱かせたのは私としては残念だ」と語り、30日も記者団に対し、「自分なりの言葉でできるだけお話しさせていただきたい。いろんな質問にお答えする中で、皆さんに少しでもご理解いただければ」と話していました。

 「百条委員会で丁寧に対応する」と繰り返し語っていた斎藤知事が、尋問でどのような発言をするか注目されます。