鹿児島県警は自浄できるのか 改革推進室を新設、再発防止対策の進捗を管理 対策の柱の一つに「県民への誠実な姿勢」

AI要約

鹿児島県警が不祥事対策として警務部監察課内に「改革推進室」を設置することを発表。

新設される改革推進室は16人体制で、再発防止対策の進捗管理などを担当する。

対策の柱には職責自覚、個人情報保護意識向上、的確な指揮統率強化、県民への誠実な姿勢が掲げられている。

鹿児島県警は自浄できるのか 改革推進室を新設、再発防止対策の進捗を管理 対策の柱の一つに「県民への誠実な姿勢」

 現職警察官らによる性犯罪や捜査情報漏えいなどの不祥事が相次ぐ鹿児島県警は28日、警務部監察課内に「改革推進室」を新設すると明らかにした。今月上旬に公表した再発防止対策の進捗(しんちょく)管理などを担う。設置は9月2日付。

 県警によると、16人体制で発足する。県警はこれまでに内部組織「改革推進委員会・研究会」を設置し、組織改革に全職員が参加する仕組みを導入した。人事関連を除く対策について「原則として9月末までに実施または着手する」との方針を共有した。

 再発防止を巡っては、対策の柱に(1)職責自覚と職務倫理の養成(2)個人情報保護への意識向上(3)的確な指揮統率と組織的対処の強化(4)県民への誠実な姿勢-を掲げている。