全国教職員相撲 長崎県が団体3連覇 中堅の髙橋は個人も3位

AI要約

長崎県が第62回全国教職員相撲選手権で3連覇を達成し、通算10度目の優勝を果たした。

3人制の団体戦で長崎県は予選から全勝し、決勝では福島を破って勝利を収めた。

チームのベテラン選手たちは勝負強さを発揮し、今季の苦境を乗り越えての栄冠だった。

全国教職員相撲 長崎県が団体3連覇 中堅の髙橋は個人も3位

 相撲の第62回全国教職員選手権はこのほど、滋賀県長浜市の長浜バイオ大学ドームで行われ、団体(3人制)で長崎県が3連覇を飾った。通算10度目の優勝。

 17都道府県が出場。先鋒野口清之(中野中教)、中堅髙橋修(長崎鶴洋高職)、大将田中達也(鶴南特支教)の布陣で臨んだ長崎県は、予選を3戦全勝で突破。準々決勝、準決勝も3-0で快勝し、福島との決勝は中堅までに勝利を決めて2-1で制した。

 3人とも30代半ば。髙橋が「際どい試合ばかりだった」と振り返る内容ながらも、ベテランらしい勝負強さを発揮した。髙橋は個人戦も3位に入った。

 例年、主要大会で安定的に上位に入っているが、今季は5月の全国選抜大学・社会人対抗で入賞を逃し、さらにエースの松園大成(長崎鶴洋高教)が負傷。6月の西日本実業団は8強にとどまった。精彩を欠いていた中、10大会連続入賞の偉業が懸かる10月の佐賀国スポを前に調子を上げ、髙橋は「長年戦ってきたチームなので心配はなかった。それぞれが持ち味を出せるようになってきた」と手応えを口にした。