「妖怪影絵」ガラス投影板レプリカを返礼品に ふるさと納税で境港市

AI要約

境港市がふるさと納税の返礼品として、妖怪影絵のガラス投影板のレプリカを提供開始。

ガラス投影板は妖怪の図柄が描かれたレプリカで、実物大で光を通さないように加工されている。

今後は他のデザインも検討し、鬼太郎をデザインしたマンホールの小型レプリカも制作予定。

「妖怪影絵」ガラス投影板レプリカを返礼品に ふるさと納税で境港市

 境港市は27日、水木しげるロードで夜間の路上に投影している妖怪影絵のガラス投影板のレプリカをふるさと納税の返礼品にすると発表した。30万円の寄付が対象で、同日から受け付けを始めた。

 妖怪影絵は2018年の水木ロードリニューアルの一環でスタートし、季節限定を含む111種類を65カ所で投影。ふるさと納税の寄付の増額につなげようと、妖怪の図柄が描かれたガラス投影板のレプリカを活用することにした。

 レプリカは直径5センチの実物大。市出身の漫画家、故水木しげるさんが1967年に描いた鬼太郎と目玉おやじの投影板を採用した。光を通さないように加工され、影絵を投影することはできない。実際の投影場所は水木しげる記念館近くの車道のため、歩行者天国など特別な場合にしか出現しないという。

 今回の返礼品は限定5個で、市はレプリカの反応が良ければ別のデザインの制作を検討。また返礼品の第2弾として、鬼太郎をデザインしたマンホールの小型レプリカなどの制作も予定している。

 伊達憲太郎市長は「境港市にしかない返礼品であり、話題性が高いと思う。寄付につながることを期待している」と話した。