本庄・伊勢崎・深谷3市共催「利根川花火大会」 メモリアルイヤーに

AI要約

本庄市・伊勢崎市・深谷市が共催する「利根川花火大会」が8月31日に開催される。

2024年は3市にとってメモリアルイヤーとなり、様々な記念すべき年を迎える。

3市は災害時や水道災害時にお互いに協力するための協定を締結しており、地域間の結束が強い。

本庄・伊勢崎・深谷3市共催「利根川花火大会」 メモリアルイヤーに

 本庄市・伊勢崎市・深谷市の3市が共催する「利根川花火大会」が8月31日、開催される。(本庄経済新聞)

 2024年は、本庄早稲田駅は開設20年、本庄市と伊勢崎市を結ぶ利根川の坂東大橋架け替え20年、深谷市生誕の渋沢栄一翁が肖像画の新1万円紙幣発行、伊勢崎市市町村合併20周年、田島弥平旧宅世界遺産登録10周年など、3市にとって「メモリアルイヤー」となっている。

 3市は、2006(平成18)年6月28日に「災害時における伊勢崎市、本庄市および深谷市との相互応援に関する協定」を、2012(平成24)年9月20日に「水道災害時における相互応援に関する協定」を、それぞれ締結している。

 打ち上げ場所は伊勢崎市ラグビー場周辺河川敷を予定。プログラム10番では、「芸術花火(10号玉)」と称して、日本煙火芸術協会に所属する花火師29人が作った花火を打ち上げる。

 その中の一人が、1930(昭和5)年創業の「根岸火工」(皆野町)の花火師・根岸和弘さん。根岸さんが「昇朴付(のぼりぼくつき)八重咲白菊の花」と名付けた花火を用意。「準備に約半年かかった」という。

 打ち上げは19時~20時を予定。荒天の場合は9月1日に順延。開催可否は、専用電話(050-3665-9604)で当日8時から確認できる。観覧会場は、利根川水辺プラザ公園、島村蚕のふるさと公園(以上、伊勢崎市)など。坂東大橋と上武大橋の歩道は18時30分~20時、通行止めにするほか、利根川沿いのサイクリングロードは15時~21時、歩行者専用になる。