パリ五輪・柔道混合団体 銀メダル獲得の新添選手が橿原市で報告会/奈良
新添左季選手がパリオリンピック柔道混合団体で銀メダルを獲得し、橿原市で報告会を開催。市長から特別功労賞を受賞した。
新添選手は団体戦でチームとしての勝利に喜びを述べ、個人戦においても全力を尽くしたと語った。
自衛隊体育学校に所属する新添選手は、70キロ級で内股を駆使して銀メダル獲得に貢献。応援に感謝し、夢を与える存在となった。
パリオリンピック柔道混合団体で銀メダルを獲得した新添左季選手が、地元・橿原で報告会を行いました。
橿原市役所を訪れた新添選手は、市民や柔道クラブの後輩らを前に、「個人戦では思うような結果が出ませんでしたが、団体戦ではチーム一丸となって銀メダルを獲得できました」と話しました。
亀田市長は「頑張っている姿をみて勇気をもらった人が大勢いる。橿原市の誇りです」と活躍をたたえ、新添選手に市のスポーツ特別功労賞を贈りました。橿原市出身の新添選手は、小学1年生の時に市内のクラブで柔道を始め、現在は自衛隊体育学校に所属しています。パリオリンピック・柔道混合団体の70キロ級では代名詞の内股で一本勝ちを収めるなど2試合で勝利し、銀メダル獲得に大きく貢献しました。
新添 左季選手
「自分が出せる力は出し切れたので、団体戦は後悔なく試合を終えることができました。応援は本当に力になりましたし、ありがとうございますという気持ちでいっぱいです。」
日本代表に内定が決まってからしんどい1年間だったと振り返る新添選手。世界の舞台での活躍はたくさんの子どもたちに夢を与えました。