気象予報士に聞く「いまからできる台風対策」 台風10号 29日に宮崎県内に最接近の見込み
台風10号が日本の南に接近し、宮崎県内に暴風と土砂災害の警戒が必要。
気象予報士からは早めの避難準備や避難経路確認、風に飛ばされやすい物の固定移動が必要。
停電リスクに備え、電源確保や水の確保、冷凍庫への氷の準備も必要。
強い台風10号は、勢力を強めながら日本の南を北上しています。
宮崎県内には29日ごろに最も接近する見込みで、暴風と土砂災害に厳重な警戒が必要です。
MRTテレビ「Check!」の天気情報担当、野田俊一郎 気象予報士に、いまできる台風対策を聞きました。
野田俊一郎 気象予報士
まず確認になりますが、早めの避難ができる準備、避難経路の確認、こちらも今夜(26日夜)のうちに家族と確認してください。
特に、地震の影響で揺れが大きかった地域土砂災害が起きやすくなっていますので、いつもよりも早めに安全確保を確認、心がけていただければと思います。
それから、風に飛ばされやすい物の固定移動などは、28日の午前中くらいまでは十分な時間があるかと思います。また、家周辺の水はけをよくするも、27日もまだできるタイミングもあるとみています。
風が強いと、特に29日は停電のリスクもあります。そちらへの備えも考えておいてください。
電源の確保、モバイルバッテリーの充電なども早めにしておいていただければと思いますし、マンションではお風呂に水を溜めておくなどの対策もしておいてください。
また、停電になった場合、冷蔵庫の方も心配ですが、冷凍庫に今夜(26日夜)ぐらいから、2Lのペットボトルなどで多めに氷を作っておくなども対策になります。
最悪の場合、丸一日、家から出られない可能性もあると思って、備えていただければと思います。
※MRTテレビ「Check!」8月26日(月)放送分から