初代門司駅の関連遺構 追加調査始まる…記録保存後は公共施設建設へ 約770平方メートルが対象 福岡・北九州市

AI要約

福岡県北九州市で明治時代の初代門司駅関連遺構が見つかり、追加の発掘調査が始まった。

調査地は複合施設の建設予定地であり、周辺約770平方メートルが新たに発掘される予定。

市は記録保存を行い、施設建設に着手する方針を持っている。

初代門司駅の関連遺構 追加調査始まる…記録保存後は公共施設建設へ 約770平方メートルが対象 福岡・北九州市

明治時代に造られた初代門司駅の関連遺構が見つかった福岡県北九州市の公共施設の建設予定地で、追加の発掘調査が始まりました。

追加調査が始まったのは北九州市のJR門司港駅の東側で見つかった、レンガ積みの機関車庫の跡など明治期の初代門司港駅の関連遺構です。

この場所は老朽化した区役所などを集約する複合施設の建設予定地で、市は遺構の広がりが予想される周辺約770平方メートルを新たに発掘し、写真撮影や3D測量による記録保存を行います。

◆北九州市文化企画課 楠本祐子課長

「どうしてもこの場所で開発せざるを得ないというところがあるので、しっかりとした記録調査をして、その記録を後世につないでいきたい」

追加の調査には2カ月から3カ月を要する見込みで、市は記録保存が終わり次第速やかに施設の建設に着手する方針です。