【美祢市】古民家の中でテント泊体験 レンタルスペース「アオイロ。」美祢に28日オープン ヨガ教室やカフェなどイベントにも

AI要約

新しくオープンする古民家レンタルスペース「アオイロ。」は、室内でテント泊を楽しめる施設で、キャンプ用品やバーベキュー用品の貸し出しやシャワー、トイレも完備している。

施設は元地域おこし協力隊員が発起人となり、地域活性化を図るために2年の歳月をかけて建設され、イベント会場としても利用可能である。

美祢市秋芳町別府周辺には観光スポットや休憩施設が充実しており、宿泊施設の増加を通じて観光客の滞在時間を延ばす取り組みが行われている。

【美祢市】古民家の中でテント泊体験 レンタルスペース「アオイロ。」美祢に28日オープン ヨガ教室やカフェなどイベントにも

 室内でテント泊を楽しめる古民家レンタルスペース「アオイロ。」が28日、美祢市秋芳町別府にオープンする。宿泊のほかイベント会場としても利用でき、古民家を活用した新しい取り組みで地域活性化を図る。

 木造平屋の空き家をリノベーションした施設で、室内にテントを設置。キャンプ用品やバーベキュー用品などの備品は無料で貸し出す。シャワーとトイレも使える。ウッドデッキがあり、テントを持参すると野外泊ができる。1~4人の利用を想定しており、超える場合は相談に応じる。

 ヨガ教室や一日カフェなどイベントスペースとしての利用も受け付ける。キッチンは飲食店のテストマーケティングが可能。イベントスペースとして使う際は施設のインスタグラムから予約する。

 別府地域の元地域おこし協力隊員で地域づくりコーディネーターの井上義章さん(50)が発起人。約2年前に古民家を譲り受け、天候に関係なく宿泊できる施設を考えた。地域住民らと協力し、床を張り替えたり、ウッドデッキを作ったりした。

 周辺には別府弁天池や、温泉がある道の駅おふくなど、観光スポットや休憩施設が充実。井上さんは「美祢市に宿泊施設を増やすことで、観光客の滞在時間を伸ばしたい。子ども連れでのキャンプが難しいと考えている人や、虫が苦手な人でも楽しめるようにした」と話している。

 1泊2日で1人1万6千円。小学生は半額で、小学生未満は無料。オープン初日は午前10時から午後8時まで施設を見学できる。問い合わせは同施設のインスタグラムへ。